わたしが特撮を好きになった理由

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きっかけは、ウルトラマントリガー

2021年7月~2022年1月まで放送されていたウルトラマントリガー。

わたしが特撮を好きになったきっかけの番組ですが、リアルタイムで追って観ていたわけではありませんでした。

新しい番組が始まるみたいだから、とりあえず録画をしておくか……と、録画だけはしていたトリガー。

第1話は放送後すぐに見た気がしますが、宅麻伸さんと横山めぐみさんが出ていて、サスペンス劇場な雰囲気だなぁ、豪華だなぁと思ったのが最初の感想です。

上の子(以下、カツミ)もこの時点ではあまり興味を示しませんでした。

そのあとはしばらく見ることはなく数か月が過ぎました。

そして2022年に入って間もなく、第2子を出産し、まったく余裕のない日々がはじまります。

カツミと一緒に遊ぶ余裕がなく、寒い時期で外出も億劫なため、罪悪感を抱えつつテレビを見せることが多くなっていました。

そのころ、カツミはハマっているテレビアニメがありましたが、だんだんそれを見るのにも飽きてきて、なんとなく録画をしてあったウルトラマントリガーを観始めました。

すると、カツミは一気にハマり、気に入った話は何度も観るようになりました。

私も、最初は見るともなく見ていたのが、ストーリーが気になりだし、いつしかカツミ以上に真剣に観るように。

めっちゃおもしろい!!!

もともと、過去(前世)からの運命や因縁といった設定が好きだし(ドラゴンクエストやときめきトゥナイトなど)、ある意味では自分が犠牲となり平和を守った、というのもダイの大冒険の最後を彷彿とさせてめちゃめちゃ好みでした。

(ダイの大冒険といえば親子で敵対するシーンもありますが、それで言うとジードも大好きです)

トリガーのオープニング主題歌もかっこよくて素敵ですし、1年近く経っても、曲を聴くと1年前のことを思い出したり(産後間もない時期の不安定な気持ちとか)、「命に勇気を灯せ今 引き金は僕だ」といった歌詞にとても励まされます。

誇張ではなく、イントロだけで涙が出るくらいです。

こうして、トリガーをきっかけに(まさにトリガーがtrigger となり)ウルトラマンの世界へ足を踏みいれました。

ちなみに視聴順は、 トリガー → R/B → ジード → オーブ → X → Z → タイガ → ギンガ → ギンガS で、ニュージェネレーションのテレビシリーズは見ました。

幼いころの特撮の記憶

話は変わりますが、この記事を書くにあたって幼いころの特撮関連の記憶を思い出しました。

ウルトラマンはまさにヒーロー

幼いころ、お風呂で遊ぶおもちゃの中にウルトラマンの小さな人形がありました。

適当にお風呂に浮かべたり戦いごっこをしたりしていたような気がします。

ある日、お風呂でウルトラマンの人形で遊んでいたとき、ウルトラマンが浴槽の底に沈み、そのまま排水口の方へ移動し流れて行ってしまいました(私の実家のお風呂は浴槽に排水口の栓がない古いものでした)。

ウルトラマンがいなくなっちゃったな……と思っていたら次の日。

わたしの母が、「ほら、ウルトラマンだよ」と言って、お風呂で遊んでいた小さな人形を見せてくれました。

「すずちゃんのところへ戻ってきたんだよ」と言う母。

わたしは「ウルトラマンってすごい! 本物のヒーローだ!」と思ったのです。

ただ、後々よく考えると、もしかしたら母が新しい人形を買ってくれたのかもしれないし、お風呂の構造的に人形を取り出せないわけではなかったような気もするので、母が取り出してくれたのかもしれないです……。

しかし、そうだとしてもわたしが「ウルトラマンってすごい!」と思った気持ちはほんものです。

なんとなく見ていたような気がする特撮作品たち

スーパー戦隊はジュウレンジャーからギンガマン辺りまでのどれかを見ていたと思います。仮面ライダーはクウガ・アギト。「燃えろ!!ロボコン」もうっすら記憶にあります。

そういえば、スーパー戦隊で、どの戦隊かまったく覚えていないのですが、すごく印象に残っているお話があります。

きっとTwitterなどで皆さんのお知恵を借りればすぐにどの戦隊か分かるかもしれませんが、自分でTTFCを観ながら探してみたい……!

そしてドンブラザーズへ…

2022年3月から2023年2月まで放送していた、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。

少し変わった戦隊ものをやるらしい……と放送前から話題になっていたドンブラザーズ。

ウルトラマンにハマってきたし、カツミもそろそろ戦隊デビューするか、と観始めました。

ドン1話は、レッド(ドンモモタロウ)がなかなか出てこないし、鬼頭はるかがいきなり追われて脳人レイヤーを使いながら空間を行ったり来たり……訳が分かりませんでした。

でも、ドンモモタロウが神輿に乗って登場し、あの口上を述べます。

袖振り合うも他生の縁 躓く石も縁の端くれ
 共に踊れば繋がる縁 この世は楽園
 悩みなんざ吹っ飛ばせ 笑え笑え!

この口上を聞きながら、わたしはなぜか涙腺崩壊。

やはり、ウルトラマントリガーを観たときのように、産後間もない時期で精神的に不安定だったのだと思います。

でも特に、「悩みなんざ吹っ飛ばせ 笑え笑え!」が心に響いたんですよね。

育児で辛いこともあるけど、まぁとりあえず笑ってみるか! というように少し思えたのです。

よく分からない話だなと思いながらも、気づけば夫婦そろってカツミ以上に真剣に観るようになりました。

当然、最終回も涙なしでは見られませんでした。

わたしの涙腺が崩壊し始めたのは、ソノイが「私のことも(タロウは)忘れてしまったのか……」と嘆く場面。

タロウの記憶が失われてしまったのは少し寂しいけれど、まさに大団”縁”な最終回でした。

さいごに

こうして1年かけて特撮の沼に沈んでいきました。子供もターゲット層なので、メッセージが分かりやすく、そして伝わりやすいのが魅力だなと感じています。

わたしの場合は、産後間もない時期にダイレクトに作品のメッセージが刺さったことで、特撮を好きになりました。

ニチアサで言うと、「ひろがるスカイ!プリキュア」も観始めたのですが、こちらも思ったよりおもしろくて……

初めてプリキュアシリーズを観ていますが、ソラやましろの友情、なりたいものへの憧れ、躓いても立ち上がる姿などに、毎回うるうるしてしまいます。オープニングとエンディングの歌詞もグッとくるんですよね。

プレミアムバンダイもよく巡回して、限定アイテム(ブラックオニタイジンムラサメとかウルトラディメンションカードプロップデザインとか……他にも色々)もゲットしてしまい、自重せねばなと思っているところです。

カツミは喜んでいますが、何でもかんでも買ってしまうのも……良くないので……

今後も作品のメッセージを感じたり、イベントに参加したり、ブログに感想を書いたり、特撮作品を楽しんでいきたいと思います!

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